うちごしブログ

No.2

災害対応

令和5年は、年明けから大災害に見舞われました。
熊本地震を経験した私にとっては、他人事ではないのと同時に、必ず平穏な日常を取り戻せることを経験しましたので、被災した皆様は今はつらくても希望を失わないでほしいと願っています。

今日は、災害時に迅速に対応できる建設業者は、経審(経営事項審査)ではちょっと有利になるというお話をします。
地域防災の観点から災害時の復旧対応に使用される建設機械を保有していると、経審のW点が加点評価されます。
災害復旧にはスピードが大切ですから、公共事業に参加される業者さんが、即戦力になる建設機械を普段から保有するのを促すのが目的です。
どのような建設機械が対象かというと、ショベルカーやブルドーザー、大型ダンプなどです。
いずれも建設業を営むのに欠かせない機械ばかりですが、令和5年1月1日以降は対象となる建設機械が追加されて、土砂の運搬が可能なすべてのダンプや締固め用機械、解体用機械も対象となりました。
ダンプは軽ダンプも含まれるので、意外と手が届きやすいですね。
建設機械を1台保有しているだけで、W点は47点になります。
また、建設機械は所有だけでなく、条件はありますがリースも認められているため、経審点アップを狙いたい事業主さんは検討してみられてはいかがでしょうか。
うちの持っている機械は対象になるのかなぁと思っている事業主さんがいらっしゃれば、ぜひ行政書士に相談してみてくださいね。
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